エッセンシャルオイルとは?
エッセンシャルオイルとは?
植物に含まれる芳香成分を特別な抽出方法で取り出したものがエッセンシャルオイル(精油)と 呼ばれます。エッセンシャルオイルは植物の花や葉、枝、果皮、樹皮や樹脂、種子などから 抽出されます。ひとつの植物から抽出されるエッセンシャルオイルは非常に少なく、 1kgの精油を精製するのに、ラベンダーは150kg、ローズは3,000kgも使います。 そのため、エッセンシャルオイルは高価になっています
*よく似ているアロマオイルはエッセンシャルオイルの他に人工香料、アルコールなどの他の原料が混ざっていますので、注意が必要です。

エッセンシャルオイルの使い方について
精油がアロマテラピー(芳香による療法)として使われるようになったのは、フランス人の ルネ・モーリス・ガットフォセさんが火傷の治療でラベンダー精油を使い、Aromatherapy という本を出版したことで世間一般でアロマテラピーが知られるようになりました。 近年では医学的な使い方の他に、リラックス効果や疲労回復などの用途でも使われています。
一般にアロマテラピーは植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使った 健康法と定義されていますが、ハーブティーを飲んだり、森林浴なども広義ではアロマ テラピーととらえることもできます。
エッセンシャルオイルの使い方は一般的なアロマディフューザーな他にもいろいろあります。 ティッシュやマスクに垂らすなどの簡単な使い方もできるので、自分に会った使い方を 見つけてみてください!
□エッセンシャルオイルの使い方
- アロマディヒューザー
- アロマスプレー
- ティッシュペーパー
- マスク
- アロマスチーム
- アロママッサージオイル など

アロマディフューザー

マスクにも
エッセンシャルオイルの取り扱い方について
エッセンシャルオイルは植物の光合成により生成されるものであり、取り扱いには充分に 注意が必要になります。また、濃縮されたオイルであり原液のまま目や皮膚に付着すると 皮膚が被れるなどの症状が発生します。皮膚につけて使用する際には必ず希釈して使う ようにしてください。
□エッセンシャルオイルの取り扱い方
- 原液を直接皮膚につけないようにすること(希釈すること)
- 目や皮膚などの粘膜につけないようにすること
- 肌質に合わない場合もあるので、皮膚に使う場合はパッチテストをするか、少量で試すこと。
- 使用する際は瓶を傾けて自然に1滴ずつ落として使うこと(瓶を振ってはいけません。)
- 汚れたらアルコール(無水エタノール)で拭くこと。
- エッセンシャルオイルが瓶についたままふたを閉めると、オイルが固まります。

瓶を傾けて1滴ずつ落として使う

目や皮膚などの粘膜につけない
□エッセンシャルオイルの保管方法について
- 直射日光が当たらないように遮光瓶に入れて保管する
- 温度、湿度変化をさける。
- 誤飲、誤用をさけるために子供の手の届かないところに保管すること
- 精油の揮発性が高いため、使用後はすぐに蓋を閉めること

直射日光が当たらないように保管

キャップはしっかりと締める